茨木童子は常に道に迷った美女に化けて、一人ぼっちの男性を誘惑して、隙を見て魂を吸い取ります。
人の魂を吸い取っているうちに、茨木童子の正体は徐々に浮き上がってきます。
散らした銀髪、額の角、口の牙が現れ、かつて渡辺綱に切られた右腕にも凶悪な鬼の手が生えてきました。
一方、吸われた人は徐々に実体が無くなり、最後に一つの鬼火になってしまいます。
今回の作品は茨木童子が着物を着た美女に化け、男性を誘惑するシーンを立体化しました。
着物が肩に落ちて柔らかい美肌が顕になっています。
鬼の手、角、吸い取られる男性はクリアパーツで作られ、現実世界の実体と違う表現がはっきりわかります。
すべての造形が怪しい鬼の顔が付いた一本歯下駄で支えられ、全体的に宙に浮いたような幻想的なポーズになっています。

■ABS＆PVC塗装済み完成品
■1/8スケール
■専用台座付属
■全高：約200mm
※海外仕入商品の為、多少の箱潰れが発生する可能性がございます。箱潰の交換は出来かねます。ご了承ください。